中小企業の安全衛生優良企業制度の認定対策をサポート。

今も昔も企業の成長には優秀な人材の確保が不可欠です。これは労働人口が減少傾向にある我が国では多くの企業が集積する東京に限らず、全国どの企業にとっても深刻な課題です。多くの人が求人に応募してくれるような企業になるにはどうしたら良いのでしょうか。ここでは、選ばれる企業になるために「安全衛生優良企業公表制度」の活用をおすすめします。

現在就職先を選ぶ際、「大企業ならどこでもいい」という考え方の人は少なくなっています。また、給与水準だけでもないようです。現代の若い世代は「やりがいや労働環境重視」という調査結果が出ています。

自分がやりがいを感じる仕事を、労働環境の良いところでやりたいと考えている社会人が多く、「思っていたのと違う」と感じるとより労働環境の良い職場を求めて辞めてしまうケースが増えているようです。

情報化社会の現代、働き場所探す方法も変わってきました。求人サイトでの自社アピールだけでなく、フェイスブックなどのSNSを利用したソーシャルリクルーティングなど、双方向のコミュニケーションをとることで相互理解を深める企業も増えています。

また、様々な人からのクチコミも情報として入手できる時代です。ブラック企業がネットで叩かれることも見られるようになりました。そしてこれからは「安全衛生優良企業公表制度」により、また探し方の変化があるでしょう。

優良企業を承認し公表する「安全衛生優良企業公表制度」が、平成27年6月からスタートし7月8日に第１号として鳥取県の建設会社が認定されました。

 http://anzeninfo.mhlw.go.jp/shindan/shindan_klist.html

この制度により、基準をクリアした企業は労働者の安全や健康を確保するための対策に積極的に取り組み、高い安全衛生水準を維持・改善している企業として多くの人に知られることとなり、求職中の人にとっても、企業を選ぶ際の大きな基準となるでしょう。企業にとっては、ブランディングに活用でき、求職者だけでなく顧客や取引先などへのアピールにも繋がります。

安全衛生優良企業の認定基準には大きく三つの基準があります。　ひとつめは過去３年以内の労働関係法令の重大な違反の有無、労働災害の発生状況、法令違反を理由とした企業名を公表の有無等の過去の状況です。
次に安全衛生に取組む組織体制の整備等現在の取り組み状況で、この２点が必要項目とされ、最後に加点項目としてメンタルヘルス対策・過重労働防止対策・健康保持増進対策など企業の積極的な取り組みを点数で評価します。評価対象となる「企業」は、大企業から中小企業、組合、個人商店などすべての業種を含みます。

「安全衛生優良企業公表制度」とは、労働基準法・労働契約法などと同じく、労働者にとって重要な法律である「労働安全衛生法」をベースに策定をされております。
通称「ホワイトマーク認定」と呼ばれ、「働き方改革」「ホワイト企業」といった、近年話題となる重要なキーワードに関する制度の為、取得を目指す企業が増えております。
安全衛生優良企業の認定には多くの資料を提出する必要があるため、認定を受けるには対策が必要となるでしょう。
ノウハウを持っていない中小企業内部で安全衛生優良企業の認定を目指すのは難しく、専門コンサルタント等の外部に対策を相談するケースも多いようです。

中小企業の安全衛生優良企業制度の認定対策ならお任せください

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